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件名 久万美コレクション展2 作家の「最期」と「最後」のお知らせ
開始日時 2017年 12月 2日 (土曜日)   9時00分  
終了日時 2018年 4月 15日 (日曜日)   17時00分  
場所 久万美術館
連絡先 0892-21-2881
詳細

絶筆と呼ばれる「最期」の作品。それは、画家の一生を締めくくるばかりでなく、画家の生死に迫る手掛かりになります。古茂田守介(1918-1960)の《芦ノ湖》(1960年制作)は、42歳という短い生涯を喘息で閉じる前、最後に行った写生旅行で描かれた作品で、守介の絶筆とされています。単純化された山々のフォルム、モノクロームの色調。そんな静謐さから、絶筆のもつ意味、死生観へと想いを巡らせても不思議ではありません。
画家が「最期」に描いた作品ではなく、描かれた人物、モデルが「最期」を迎えているというケースも多くあります。萬鉄五郎(1885-1927)の《T子像》(1926年制作)は、病魔と闘う我が子がモデルです。木下晋(1947-)《流浪2》(1986年制作)は、実母に迫りくる死をリアルに描き上げています。これらの作品には描かれた人物の生涯、運命、生死はもちろん、画家自身の死生観も内包されているに違いありません。
村山槐多(1896-1919)や長谷川利行(1891-1940)のように、夭折した画家たちにとっては、短い生涯が画業の「最後」でした。晩年と区分されるような時期はありません。自らの人生と格闘しながら、独自の表現を追求しています。彼らの画業は、最初から、死と隣り合わせていたのです。
最終更新日 2017年 11月 30日 (木曜日)
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この予定は 久万高原町観光協会 にて作成されました
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